土曜日は、両親を連れて信州に行ってきた。
実は、母が姨捨の棚田を見に行きたいと前から言っており、父が田植えが終わってばかりの時期に行かないと、というのだ。しかも何とクルマで行きたいなどと…姨捨はどう考えても列車で行くところだ。
とはいえ、日曜は父の日だし、このところ色々わが一族にはトラブルが頻発しているので、気晴らしも兼ね、愛車のハンドルを握って(父のクルマもトラブル続き)関越-上信越を飛ばし、千曲市(旧更埴市)へ向かったのであった。道路は空いているし、天気は快晴、わが愛車を時速100キロで流して走れるのは、ご機嫌なもんだ。特に上信国境を越えて佐久平に向かって降りて行くあたりの爽快感は何度来てもいい。
更埴インターを降りて、R18、R403を明科方面へ向かえば姨捨駅への分岐が見えてくる、坂戸から2時間半で姨捨に着いた。
姨捨駅を有名にしている要素は2つある。一つはホームからの善光寺平、そして周囲の「田毎の月」と呼ばれる棚田の風景である。こんなパノラマを楽しめる駅は少ない。
まるでどこかの展望台で撮ったかのような写真だが、ここは駅なのである。
そして、ここを有名にしているもう一つの要素が「スイッチバック」である。これは
説明すると面倒だし、マニアックなのでここでは触れない。 ただ、珍しい形態の駅だということだけ覚えて置いていただければよい。あとは、実際に電車に乗って訪れていただきたい。今回の我々のように車で来るのは邪道である(新幹線代が高いと親が文句言うので仕方なく…)。
この後、我々は棚田の中を歩いて周り、何だかんだと2時間近くの時を過ごした。
姨捨から、篠ノ井を経て長野市の中心部を抜け、戸隠へ向かう。父が長野人の運転マナーに文句を言っていたので「親父は長野に何か恨みでもあるのか?」と言っていたのだが(全くの余談だが、私は長野県には恨みは無いが長野県出身の女に振られたことはあるw)、長野市を抜けているうちに段々分かってきた。店の駐車場から大通りへ出るのに、全然左右を確認しないで突然、しかもゆっくり出てきたり、急にウインカーも出さずに車線変更したり(これはこっちでもいるが)、要はマイペースというかのんびりしているというか、自分勝手というか…あの調子で関東を走ったら、たちまち事故起こしそうな走り方なのである(車社会群馬の親戚も「長野の運転はおかしい」と言っていた。この辺り、是非長野の方の見解を聞いてみたいものである。
さてさて、それはともかく善光寺の脇をすり抜け、浅川ループラインから飯綱高原、戸隠へと向かう。戸隠神社中社はなかなか大きな神社だ。空の色も清々しい。
気温も湿度もちょうど良い、爽やかな高原である。
さて、戸隠と言えば蕎麦である。というか、それが目的で来たのだが。そのくせ、全然店のリサーチをしておらず、中社鳥居前で行列が出来ている店を発見し、どこかで聞いたことのある名前だったので、そのまま並んで入ってしまった。店の名は「うずら家」。後で調べたら、聞いたことがあるはずで、結構有名な店だった。店の人の物腰は柔らかだし、胡麻油で揚げた天ぷらも美味い。わさびは生のものを自分でおろしてつけるのだが、これが良い。もちろん蕎麦も美味くて、わさびをつゆに入れずにちょっと蕎麦につけ、蕎麦の先だけを濃いつゆにちょっとだけつけてすすると、これがもう…新蕎麦の時期にもう一度来てみたいものである。
戸隠からは野尻湖へ。野尻湖に着く頃にはすっかり曇ってしまっていた。盛夏の時にまた来てみたい湖だ。
もう夕方だったので、そのまま信濃町インターから帰宅。
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