カストロの引退
長年キューバを率いてきたフィデル・カストロ議長が、国家評議会議長を退任すると発表した。
もっとも支配政党であるキューバ共産党第一書記のポストを退くとは言ってないようだし、弟のラウル氏が指導部にいるので、完全引退ではないようだが。
従って、まだ彼を過去帳入りさせるのは早いのだが、キューバもひとつの転機を迎えるのだろう。
カストロは元々は共産主義者ではなく、社会主義化も、アメリカ企業からキューバの権益を奪う方便だったのかもしれない。だから、指導部が今の共産主義体制を堅持するかは分からない。もっとも、アメリカの言うような早急な民主化は無理な話だ。まずは経済の自由化あたりから模索し始めるのだろう。
キューバを社会主義化し、独裁体制を敷いたカストロは決して称賛できる人物ではない。ただ、アメリカの隣でずっと反米姿勢を貫いた姿に共感する人たちがいるのも理解は出来る。もっともチャベスは、ただのクズ独裁者だと思うが。
いずれにせよ、キューバの指導部も今までと同じでは済まない事は感じているはずだ。その動きは注視する必要があるかもしれない。


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